2006年11月24日
■終着駅-JR左沢線・左沢駅-

かつて輸送の中心が鉄道だった頃、途切れた線路を白鷹の荒砥まで伸ばそうという延伸計画がありました。最上川を沿うようにして走る「左荒線」計画。旧長井線、奥羽本線とリンクさせ、循環路線として機能させようとしました。
けれども、人や物の運び手が鉄道から車へと取って代わり、赤字路線廃止の動き、民営化などの時代の変遷の中、「左荒線」は幻の路線として、人々の記憶からも忘れ去られる運命となって行ったのです。
左沢の町を見下ろす楯山公園から駅を望むと、夕暮れの優しい色に染まった駅舎と光を眩しく反射している途切れたままの線路が見えました。